現代奴隷と人類
人身売買に関する声明

RWS 現代奴隷と人身売買に関する声明 2022/23

RWS Holdings plc およびその子会社 (「RWS」) は、現代奴隷が及ぼすリスクの理解に努め、当社事業とサプライチェーンが現代奴隷や人身売買と関連を持つことのないように徹底してまいります。この声明は、2015 年現代奴隷法 (「法規」) の第 54 節に準じて出されたもので、RWS が 2023 年 9 月 30 年までの財務年度内に行い、今後もこの義務を果たすために行う予定の措置について表明するものです。この声明については、毎年検討がなされます。

事業および組織の構成

RWS は、テクノロジーを駆使した言語サービス、コンテンツ サービス、知的財産サービスを提供する、唯一無二のリーディング プロバイダです。当社はコンテンツの変革と多言語データ分析を通じて、テクノロジーと文化に関する専門知識を独自に組み合わせ、お客様がどこでも、あらゆる言語で理解されるようにすることでビジネスの成長をサポートします。

当社が目指しているのは、グローバルな理解の実現です。文化の理解、企業の理解、技術の理解を組み合わせることにより、当社のサービスとテクノロジーが、顧客の獲得と維持、魅力的なユーザー体験の提供、コンプライアンスの維持、データやコンテンツにおける実用的なインサイトの獲得など、お客様をさまざまな面でサポートします。

当社のお客様には、世界の大手ブランド上位 100 社のうちの 84 社、製薬会社上位 20 社、大手特許事務所上位 20 社のうちの 18 社が含まれています。クライアントベースは、ヨーロッパ、アフリカ、アジア太平洋、北南米に広がっています。自動車、化学、金融、法律、医療、製薬、テクノロジー、電気通信の各分野を網羅しており、6 つの大陸に展開した 60 を超えるグローバル拠点からサービスを提供しています。

1958 年に設立された RWS は、英国に本社を置き、AIM、ロンドン証券取引所規制市場に上場されています (RWS.L)。

ポリシーおよびサプライチェーン

RWS には、その活動とサプライヤ各社の活動が倫理的に、あらゆる適用法に準拠して確実に行われることを目的としたいくつかのポリシーと手続きがあります。これには、現代奴隷および人身売買に関するポリシー、行動規範のほか、調達および発言に関するポリシーと手続きが含まれます。

RWS はそのサプライチェーンにおける現代奴隷と人身売買のリスクを高めるおそれのある領域がないか検討しています。RWS の主要サプライヤであるプロフェッショナル サービスを提供する法人および個人事業主は、RWS の顧客対応事業をサポートし、その他にもさまざまなサプライヤが RWS の業務をサポートするサービスを提供しています。RWS およびそのサプライヤ各社は、製造または天然資源にかかわる業務には従事していません。そのため、RWS のサプライチェーンは、他の業種に携わる企業のサプライチェーンと比べて、奴隷および人身売買のリスクは低いものと考えられます。それでも、ある程度のリスクは存在するため、RWS はリスクの緩和に努めています。たとえば、個人翻訳者のオンボーディング プログラムにおいては、個人の背景や身元の確認を行い、サプライヤ行動規範、トレーニングと継続的モニタリングに遵守することを求めています。

従業員

RWS の法規遵守の義務は、その従業員にも等しくあてはまります。従業員の選別、採用からオンボーディング プロセスを通じて、RWS は採用する人材が現代奴隷や人身売買の対象とならず、法規に基づき与えられた権利と保護が得られることを目指しています。

倫理的なリスクの認識を高めるトレーニング プログラムも実施しています。行動規範を十分理解して効果的に活用するサポートのために、RWS はすべての従業員が毎年行うトレーニングを開発し、適切な判断ができるように役立てています。

RWS では、会社が適用法へ準拠しているか、行動規範を含め自社の倫理基準に違反していないかなど、従業員が感じる懸念について報復を恐れることなく報告するように奨励しています。

ガバナンス

この声明は、RWS 取締役会によりリリースの承認を受け、当社の Web サイト www.rws.com に公開されています。

Maria Schnell

Chief Language Officer

2023 年 11 月 21 日

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